UKよりDINOSAUR PILE-UPデビュー！ オルタナロック。
Aの "My Rock'n'Roll" は、低音のきいたゴリロック。YouTubeを載せたBの "Love is a Boat And We're Sinking (Demo)"は、Metronomyを思わせるひねくれ泣きメロック。ギターとメロディーがループでぐるぐるしてます。良いです。
2009年2月
エイズ患者への援助や貢献を目的とする団体RED HOTのチャリティ・アルバム 『Dark Was The Night』 。ただのチャリティ（って言い方も失礼ですが）の一言では片付けられない充実のコンピレーション・アルバムです。
現代の「インディ・ミュージック」という言葉をもの凄く乱暴に分類するならば、StrokesやLibertinesが種を蒔き、Arctic MonkeysやCajan Dance Partyに結実した、ガレージ/ロックンロール・リヴァイヴァルが一つ。次に、Erol Alkenのパーティ"Trash"に端を発し、KlaxonsやLate Of The Pierといった新しいスタイルが次々と生まれた、ニュー・レイヴやエレクトロと呼ばれる折衷的なダンス・サウンドがもう一つ。この２つは、イギリスを中心に、ヨーロッパで特に起こったトレンド。
そしてもう一つの流れが、フリーク・フォークとも呼ばれた、非ロック的ルーツ・ミュージックの要素を取り入れた、新しいフォークロア音楽。この 『Dark Was The Night』 は、まさにこの三つめのスタイルを代表するようなアーティストが、The NationalのDessner兄弟によってコンパイルされています。特にアメリカ/カナダのインディ・シーンの今を知るにはうってつけの2枚組全３１曲。
このスペースで全てを紹介するのは流石に無理なのですが、僕が書いているもう一つのブログ「Tomorrow's Song」で、全31曲の視聴リンクつきのレビューをまとめました。お暇な時に、是非読んでみて下さい。
Tomorrow's Song | Dark Was The Night
A Red Hot Compilation 『Dark Was The Night』
Beggars Japan 『Dark Was The Night』
NEW YORK男女ユニットHUNDRED IN THE HANDS！ PURE GROOVEよりリリースです。
女性Bloc Party+DISCO！ BPM早めのダークディスコサウンドだけど、ダブリングされた女性ボーカルとギターカッティングがキャッチーでPOPで素晴らしいです。
限定300枚でナンバリングあり。僕は134/300でした。けどまだユニオンとかで買えるかも。あとサイトからMP3ダウンロード出来ますよ。
HUNDRED IN THE HANDS - MySpace
HUNDRED IN THE HANDS - Official Website
Simian Mobile Discoの新曲 "Synthesise" はディスコっていうか、もろデトロイト。昨年後半からのDFA勢ともシンクロする音の感じは今後要注目なのですが、MVもかなりクール。手がけたのはこれが初のMV制作となる、Kate Moross。VJとして活躍するAlex Sushonとタッグを組んで作られたこのMVは、Area 10というスタジオで、音楽にシンクロさせて壁面に写したVJ映像をそのまま撮った、言わばライヴ一発撮り。
Morossについて諸々調べてみたら、Midnight Judgementsの7inch "Into the Galaxy" のジャケットデザインが彼でした。っていうか、リリース元のISO & Isomorph Recordsを運営しているのが彼！ 自分の専門を狭めたくない、と自ら公言する通り、やりたいことはとにかくやってみるタイプみたい。サイトのworksを覗いてみれば、見覚えのあるビジュアルにきっと出会うことでしょう。
ISO & Isomorph Recordsでは毎月、アーティストとの限定コラボTシャツを展開中。2月はSMD、3月はMetronomy,そして4月はLa Rouxと、まさに旬なラインナップ。僕もMetronomyのTシャツを買いましたが、月曜にオーダーしてなんと土曜には届きました。ロイヤルメール凄い！
Kate Moross - MySpace
Kate Moross - Official OnlineShop
Isomorph Records - Official Site
最近、南米とかアフリカが熱いですね。CSSもお気に入りだという、メキシコのエレクトロレーベル、NUEVOS RICOSから1stアルバム『MARIA DANIELA Y SU SONIDO LASSER 』をリリースしているMARIA DANIELA Y SU SONIDO LASSER。もの凄い明るさと（いい意味で）チープでキャーッチーなディスコサウンドの2人組です。もう、何にも考えないでアホになって踊れます。（笑）疲れがたまりがちなこの季節にいかがでしょうか。
1stアルバムは何年か前に発売されていて、メキシコ国内や中南米では当時から、かなり注目されていたよう。ボーカルのマリア・ダニエラは音楽だけじゃなくメキシコポップカルチャーのアイコン的存在ということで、キュートなヴィジュアルも要注目です。2月20日に2ndアルバム『Juventud en extasis』が発売予定で、4月に来日する予定だそうです。要チェック！
YouTubeはメキシコ国内の殆ど全ての主要ラジオでTOP10入りを果たしたというデビュー曲"Miedo"と、なんだかとても気になるMVの"pobre estupida"、2ndアルバムから"Duri Duri"（この曲、映像とともに、すっごい80sって感じで笑える。）
