Desmond & The Tutus メールインタビュー

2010.6.24

text by iwaholi

南アフリカ共和国のインディー・アーティストDesmond & The Tutusのメールインタビューです。フランスのTigersushi、日本のEvery ConversationとFlake Recordsからリリースをされて、日本でも人気の彼等ですが、年末に日本ツアー＆ニューリリースを計画中とのこと！（iwaholi）

まずはあなた達のバンド名について訊かないわけにいきません。デズモンド・ツツは、南アフリカを代表する大主教の名前ですよね？何故彼らの名前をバンド名にしたの？: デズモンド大主教のことは大好きさ！自分達の国、南アフリカを代表するようなバンドになれるようにって、彼の名前を拝借したんだ。
どのようにしてバンドをスタートしましたか？: 約4年半前かな、最初は休日の暇つぶしに始めたんだ。何度かギグをやるうちに、ファンも付いて、気がつけば今ではシリアスなバンドになったんだ！
僕のレコード・バッグにはTigersushiから出た"Kiss You Onthe Cheek"の12インチ、東京のEveryConversationの"Peter"の7インチ、"Tuck Shop"と"_&the_ EP"のCD、それから、大阪のFlakeから出た"TuckShop"の日本版とEPがあるんだけれど。。。これであなた達のディスコグラフィは全部かな？これから新しい音源のリリースは決まってる？: 君は僕らのコレクションをコンプリートしているね！今、新しい音源のリリースを計画してるところ。今年の終わりか、2011年の始めになると思う。
CDには歌詞カードが無かったのですが、聴いた限りではラブ・ソングが多い印象です。どんなテーマについて歌おうとしているの？: そうだね、愛について、たわいもない恋物語や出来事、それに笑える話なんかも歌ってる。物事をシリアスに捉えがちな人々をからかうような歌もね。ただ、楽しむのが好きなだけ！
近頃、世界中の至る所で"トロピカル"なバンドを耳にします。Vampire Weekendとか。。。彼等のようなバンドと、何かシンクロするものを感じたりはしますか？: 特別意識してないな。。。僕らは僕らのことを自分の街でやっていて、彼等は彼等のことをN.Yでやってる。勿論彼等の音楽は好きだけれど、皆、自分自身の使命に向かっているだけだと思う。
では、今までに影響を受けたバンドについて教えて下さい。: Franz FerdinandやStrokesみたいなインディー・ロックと、それと同じくらい南アフリカの音楽にも影響を受けているよ。BrendaFassieや、Chiccoとか。

ところで、今南アフリカではワールドカップが開催中ですね！あなた達もサッカーは好き？: 僕たちみんなサッカーは大好きだよ。でも開催中ってみんな、サッカー好きに見えるよね（笑）そうそう、今度の木曜日、日本とデンマークの試合を観にスタジアムに行くよ！みんな、テレビで僕たちを見つけてね！
やっぱブブゼラ、吹く？（笑）: もちろん（笑）でかい音でね！
そういえば、Kaiser Chiefsって、南アフリカのチームから名前を取ったんだよね。やっぱり南アフリカでは人気なの？: 人気はあるけど、大人気！って程ではないかな。彼等はリーズ出身で、南アフリカの選手が以前リーズ（・ユナイテッド）でキャプテンをしていたから、それで名前をつけたんだと思うけど、、、彼等は南アフリカに来た事ないんじゃないかな。。。
バンドをやっている時間以外は、どんなことをしていますか？: Shaneはコーヒーショップを持っていて、craigはビジネスを勉強している。douglasは写真を撮ってるし、nicはジャズ・ミュージシャンで、他にもいくつかのバンドをやってるんだ。
前に、日本を訪れたいってツイートしてくれていたけれど、本当に？: 年末にツアーをしたいと計画してるんだ。ぜひ実現させたいね！
あなた達の曲をリミックスしてくれた日本のアーティスト達の音楽は聴いた？: どのリミックスも大好きだよ！彼等それぞれの音楽も、とても興味深いね。
最後に、日本のファンへメッセージを！: バンドを始めた頃は、まさか日本に僕たちのファンができるだなんて考えもしなかったよ。僕たちの音楽を聴いてくれて本当にありがとう！