夏フェス行ったつもり貯金でレコード
BLACK KIDSのベーシストOWENによる新ユニットの10inch。
タイトルの『Duettes』の通り、様々なアーティストをゲストヴォーカルとのデュエットで作った作品だそうです。BLACK KIDSが売れた2008年には、まさかこんなソングライティングができるなんて思ってもみませんでした（失礼）。女性ヴォーカルとのデュエットを中心に5曲とも面白い組み合わせだしアコースティックな音ってやっぱり良い。OWENのベース並みに低い声も何だか良い。今後もどんな曲が生まれるのか楽しみです。
YouTubeの曲は、Camera ObscuraのTracyanne Campblellとのデュエット "Automobile"
Marshall Tellerは新しいレーベルですがとてもいいリリースが続いています。ロンドンのバンドWeird DreamsとNYからのTotal Slackersによるスプリット7インチがどちらも素晴らしい出来です。
Weird Dreamsはキャッチーなメロディとコーラスがとても素敵。DrumsやWavves等USのバンドにすっかり持って行かれていた何かをロンドンのバンドが掴みかけたような、そんな感じ。Soundcloudにアップされている曲どれもいいです。
Total Slackerはいかにも今のブルックリンな感じのガレージ+サーフ+サイケな３ピース。ライブおもしろそう。
MarShall Tellerから7インチデビューした久々にUKロックバンドらしいロックバンド。タイトル曲は88秒しかないという潔さ。既にJools HollandのTV番組に出演する程注目されているようですが、Joolsもその曲の短さに驚いてます。
USはニュージャージー出身のデュオ。Old English Spelling Bee
からアルバムが出てます。
同じOESBから出たGreatest Hits "Dance Pop" にも通じるノイジーなシンセサウンドですが、こちらはよりマイブラ度が高めな感じ。オフィシャルサイトがとんでもないデザインなのも気になります。
既に巷ではブレイク必須のアーティスト、Dylan BaldiによるソロユニットCloud NothingsのCarparkからのデビューアルバム。
冒頭からローファイなギターを掻き鳴らして甘酸っぱい泣きメロをこれでもかってくらい奏でてます。宅録の雰囲気も手伝ってか、切ない感じと熱い音が入り混じって最高に心に響くロック。プロフィールでは18歳って出てるけれど、信じられないこの才能！
更に、新作の7inch "Leave You Forever" は一段と疾走感が増して突き抜けてます。文句なしに2010年の星！
