2008.6. 5
pacific! "Hot Lips"
text by 坂本真理
pacific! "Hot Lips"

「この音楽を買ってくれて、またアーティスト・ミュージシャン・作曲家・これを制作し実現させたその他の人々をサポートしてくれて、ありがとう。どうかこの録音物とアートワークは著作権があることを覚えててください。お願いだからネットに上げたりコピーしたりしないで! そんなことしたらこの音楽を制作したアーティストの心は傷つきます。」

pacific!の1stアルバム"Reveries"を開けたら、リアジャケットのところに英文が書いてあったので翻訳してみました(たぶんかなり噛み砕いてるしちゃんと合ってるかわからないけど)。この言葉は小さい英文で載ってたので、もしかしたら国内盤で言う著作権保護の注釈のようなもの、はたまた「ディスクが汚れたときはメガネふきのような柔らかい布でふいてください」ぐらいの扱いなのかもしれないけど、真っ白なリアジャケットに綺麗なラインで描かれたアーティストイラストと共に、さりげなくデザインされていて、なんだかとてもグッときました。自分がお金を払って音源を買うことが、ミュージシャンが音楽制作を支えているということを実感して、すごく幸せだなぁと改めて思いました。

またお金を払うということは、メディアディスクやパッケージにまで愛着を持つこと(=物を大切にすること)と密接に関係している気もする。そして物として所有するということは、幻想を抱いたり物質以外の物を信じたりすることに繋がる気もする。まぁ、人それぞれでしょうかね。。

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