シングルやEPの発売はあったけどみんなが待ちに待っていた、8月9日発売だったけど日本に入ってきたのは9月くらいになっちゃった、Van Sheの1stアルバム『V』について。
「今、何を聴くのがかっこいいか」とか、「自分の好みはこういうの」とか、「こういうデザインだしこういうMVだから面白い」とか、「この人は誰々と友達だから」とか。そんな考えはすべてかなぐり捨てて、本当に素晴らしい!
浮遊感のあるヴォーカルとシンセ、重めのギターの音とビート、美しくてエモーショナルなメロディ。シングル曲はもちろん、他もド王道ロック好きの人のハートもわしづかみにする名曲ばかり。曲順も曲間も心地良すぎて、アルバムを通して感じ取ったあとにはものすごい達成感がありました、私は。もう、歴史的名盤に肩を並べてしまうほどの完成度だと思うんです。そして敢えて言うと、ディスクデザインもMVも最高(上でも見れる "Cat & The Eye" は必視聴でお願いします)。完ぺき!
このアルバムが発売された日に行われた生ーソニックのModular Nightでのライヴも、めちゃくちゃ良かった。 "Kelly" が鳴った瞬間を忘れられません。LadyhawkeもSoftlightsもでしたが、音楽に対する愛情がひしひしと伝わってくるアクトでした。
しかし11月26日発売予定の国内盤のタイトルが未定みたいなんですが、『V』以外にするとしたら、いったい何にするつもりなのでしょうか...。ジャケのアーティスト名もカタカナになってたりして。
ださい!