2010年5月

2010.5.12
text by yukaring
TITUS ANDRONICUS 『THE MONITOR』

個人的には2009年のキラーチューンが記憶に新しいニュージャージー出身の5人組、TITSU ANDRONICUSの2ndは、「我が国をその大きな災難に導いた紛争が未解決のままであるのはどうなのか」・・・南北戦争についてのコンセプトアルバム。

前作よりも驚くほどに音の幅が格段に広がって2枚目にして本気の大作! 5分越えの曲が目立ちながらも熱いロックの勢い留まらず大きなスケールで表現された1枚。こんなに力強くポップで前に前に出ているバンドって、どこか懐かしくて新鮮。

YouTubeは、2010年にピリッと刺激を与えてくれる "A More Perfect" と "Titus Andronicus Forever" 。

TITUS ANDRONICUS - Official Website
TITUS ANDRONICUS - MySpace

2010.5. 1
text by iwaholi
Dom 『SUN BRONZED GREEK GODS』

USはマサチューセッツ出身の三連星、、三人組、DOM。フロントマンの名前がそのままバンド名みたいです。CDが1枚Burning Millというレーベルから出ました。

Black Kids, Passion Pitの系譜に連なる、泣きメロ・シンセポップ! "アメリカで暮らすことは、とってもセクシーなの" と歌われる "living in America" とか、サーカスティックな冗談をこういう音で鳴らすという、賛否両論を呼びそうなバンドです。MVもなんだか安っぽいカラオケの映像みたいで、何かと挑発的。頭いいんだろうなー。

Dom - MySpace
Dom 『SUN BRONZED GREEK GODS』

2010.5. 1
text by yukaring
THE RAINCOATS Japan Tour 2010

70年代後半から80年代初頭にかけてのUKで、女性バンドの道を切り開いたバンドのひとつTHE RAINCOATSが何と初の来日を果たします!!!!

79年にROUGH TRADEよりリリースされた1stの『The Raincoats』の再発を昨年初めて聴いてその存在の大きさとぶっ飛び具合を知り、年を重ねてもパンクな生き様をいつか見れないものかと思っていましたが・・・まさかこんなに早く願いが叶うなんて! 正直、今年の夏フェスのラインナップ以上に革命的な来日な気がします。

過去に元スリッツのパルモリヴなんかもメンバーだったことがトピックとして挙げられますが、来日のメンバー構成はアナ・ダ・シルヴァ(vocal, guitar)、ジナ・バーチ(vocal, bass, guitar)、アン・ウッド(violon, vocal,)、ジャン・マルク・ブティ(drum)とのこと。

THE RAINCOATS Japan Tour 2010

6/16 (wed) Shibuya, O-WEST
open 18:00 / start 19:00
adv 5,000yen / door 5,500 (without drink)

6/17 (thu) Nagoya, APPOLO THEATER
open 19:30 / start 20:00
adv 5,000yen / door 5,500 (without drink)

6/18 (fri) Osaka, FANDANGO
open 18:00 / start 19:00
adv 5,000yen / door 5,500yen (without)

ticket:5/1~ PIA, LAWSON, e+
contrarede - Website

更に、5月19日に1stから3rdの3枚がリマスター再発! 2010年のミラクル!

THE RAINCOATS - MySpace
THE RAINCOATS - Official Website
THE RAINCOATS "Don't Be Mean"