夏フェス行ったつもり貯金でレコード
アメリカはオレゴン出身のバンド、Baby Monster。
MGMT, Passion Pit, Empire Of The Sunあたりの名前が好きなら、このバンドの音は間違いないはず。その辺りは正直食傷気味...といった方にも是非聴いてもらいたいです。甘いメロディ、ダンス・マナーをしっかり押さえたユーフォリックなトラックは、前述したアーティストに全くひけをとっていません。
タイトルに挙げた "Curses" (youtubeを貼ってます)、そしてVirginsやLittle Bootsを輩出した50bonesから11/2にリリースされる "Ultraviolence & Beethoven"（このタイトル、キューブリック監督の「時計仕掛けのオレンジ」からでしょう）のオリジナル曲はMyspaceにて聴くことができます。Zero-7やWolfgangの曲のリミックスもGood!
スウェーデンのThe Sound of Arrows。"Into the Clouds" 12-inch 4曲EPが9/28に出ます。前作 "Danger!" と "M.A.G.I.C" はスウェーデンのLabradorからのリリースだったんだけど、今回はニューヨークのブログNEON GOLDからのリリース。NEON GOLDはPassion Pit、Your Twentiesの7-inchをリリースしているレーベル。
Sound of Arrowsらしいファンタジックと中盤からのダンスサウンド。ロックハウスなアレンジがすごくキャッチーです。Empire of the Sun、MGMT、Passion Pitとか聴く人は好きなはず。アルバムリリース予定だったんだけどどうなったんだろう。。アルバム出たら飛ばす曲無さそう。
MVがすごい綺麗素敵です。今回もアートワークが素晴らしすぎます。12-inchジャケが楽しみ。
NEON GOLDのブログよりフリーダウンロード。
The Sound of Arrows - Official Website
The Sound of Arrows - MySpace
アフリカはマラウィ出身のシンガーEsau Mwamwayaと、DJ/プロデューサーチームRadioclitによるユニットThe Very Best。
まず、昨年秋にフリー・ダウンロード配布された『Esau Mwamwaya & Radioclit are the Very Best』（そのまんま）をまだ聴いたことが無いという人は、今すぐ聴いてください。話はそれからです。
Vampire Weekendの "Cape Cod Kwassa Kwassa" やM.I.Aの "Paper Plane"、Architecture in Helsinkiの "Heart it Races" といったトラックをリミックスし、Esauのアフロヴォーカルを被せるという力技。現在のインディー・シーンの一大トレンドとも言えるトロピカル・アフロテイストの楽曲に、本物のアフリカンの血を交えるというハイブリット感が、彼等の最大の特徴であり魅力なわけです。
アルバム『Warm Heart Of Africa』がGreen Owl / Moshi Moshiからリリース。9/30には国内盤もhostessから発売。このアルバムではVampire WeekendのEzraやM.I.AのMayaをゲスト・ヴォーカルに迎え共演！これは、決定版でしょう。
RCRD LBLでは、Ezraが参加した "Warm Heart Of Africa" のリミックスも公開されています。リミキサーはTheophilus London, Metronomy, そしてArchitecture in Helsinkiとこれまた豪華！12インチ切って欲しい。
メンフィス出身の男女たくさん組、MAGIC KIDS。
もう名前からしてマジック宿ってますが、デビューシングル "Hey Boy" は、まるでBlack Kidsがセサミストリートで演奏しているようなローファイ・パーティ・アンセム！ 早くも年間ベスト・シングル間違い無しと宣言するRough Tradeを初め、様々なメディアが注目し始めています。
9/21にgoner recordsから7inchリリース。RCRD LBLでもフリー・ダウンロードできます。
Metonomy。久々新作のニュースです。
9/21にEP 「Not Made For Love」がリリース。タイトルトラックを含め3曲の新曲と、リミックスが8曲も。JoakinやLeo Zero、Wild Gooseが手がけているそうです。
Youtubeの写真は「Night Out」期の3人が写っていますが、現在ではガブリエルが脱退、新たにメンバーが2人加入して4人編成になっています。一聴した限りでは、メロウさが増したという印象ですが、掴み所のない一ひねりも二ひねりもあるサウンドメイキングは相変わらず。
ちあみに、アートワークはEscalatorとも以前に仕事をしているJack Dylan。彼自身Metronomyの大ファンだそう。Tシャツも作るとか。Kate Morossとのコラボレートといい、音楽以外でもポップ・アーティストとの相思相愛な感じはステキです。
