2008年9月

2008.9.19
text by yukaring
BRANDON STEEP 『BRANDON STEEP』

昨年10月にデビューして300枚限定シングルをリリース、僅か半年で本国でのフェス出演など話題沸騰中のUKヘンリーフォード出身5人組。8月16日にRALLYEよりリリースされたBRANDON STEEPの日本限定デビューミニアルバム。

過去にも、今も、きっとこの先も、『UK期待の新人』ってほんとよく聞くフレーズですが、このバンドは完全に自分達の流れを作っていてかなり面白い! 本物の期待の新人だと思います。まだまだ色んな可能性を今後の作品で開花させていくだろし今後が楽しみなバンドです。こういうバンドにUKアンセム的な曲を生み出していって欲しいと思いますが、どうでしょか。

YouTubeは何故かスタジオ映像が多かったり、1曲通しての映像はこのアコースティックヴァージョンしかありませんでしたが、メンバーの年齢が23~25歳だけあって若さが全面に出ていてソレも良いなと思っちゃいました。そんな事も含めて要注目!

BEANDON STEEP - MySpace

2008.9.18
text by 関山雄太
Thomas Tantrum 『Thomas Tantrum』

UKの5ピースバンド。Voの女の子が可愛いパンキッシュなギターポップ。ダンサブル。メランコリック。Ting Tingsとか好きな人は買った方がいいと思う。

綺麗なメロディーとか、声の息の感じとか、バンドのアレンジとか、ドラムの展開にドキドキしたりとか、こういう純粋なものが詰まってます。

完成されすぎてるというか、あんまりインディっぽくない感じもする。

ライブ見たいです。

Thomas Tantrum - MySpace
Thomas Tantrum - Official Website

2008.9.17
text by 関山雄太
Kleerup 『Kleerup』

スウェーデンのKleerupの1stアルバム。ゲストボーカルにLykke LiRobynなど参加。

Berlin(80's)やChromaticsGlass Candyのあやしさ、MYLOのせつなさ、Royksoppのこころづよさ、となんか篠原涼子みたいになってしまいましたが。いわゆるエレクトロブームの終了を思うような、新しさと懐かしさを感じます。今年の残り沢山聴く気がする。

こういう素晴らしいアルバムは国内盤が出て売れて聴いて欲しいと思う。まあいいかそれは。Youtubeはライブだけど素晴らしかったのでこれにします。

Kleerup - MySpace
YouTube - Kleerup feat. Titiyo "Longing for lullabies"

2008.9.17
text by 坂本真理
Sonny J『Disastro』

まるでFatboy SlimとThe GO! TEAMとDe La Soulをごちゃ混ぜにしてファンタのオレンジ味で割ったかのよう! あざやかでこどもっぽくてアナログ感満載な曲がたんまりと入った、Sonny Jのデビューアルバムです。上記のアーティストぜんぶ好きな人にとって、きっとたくさん聴くアルバムになるだろうなあ。

のっけたYouTubeは、先日リリースされた7inchに入っている"Can't Stop Moving MIRWAIS MIX"。映像はCan't Stop Movingと一緒なのだけど、これがまるでThe GO! TEAM。アルバムの前にリリースした他のシングルのジャケも、いやおうなしに音楽のイキフンがわかるのでムダに載せておきます。

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ちなみに国内盤は11月末に発売予定。

Sonny J - MySpace
Sonny J - Official Website

2008.9.17
text by 山田和弘
THE TRASH CAN SINATRAS『CAKE』

9月に突入して秋を感じる風がふくとTHE TRASEH CAN SINATRASの"Obscurity Knocks"を聴きたくなってしまいます。スコットランド出身の5人組が1990年に出した1stアルバム。

アコースティックギターの音色ってこんなにも美しいものだったと気付かされたアルバムです。夕焼けを思わせるジャケットがまたこのアルバムの音色を引き立たせているようにも思ってしまいます。

THE TRASH CAN SINATRAS - Official Website