Disc Review

2008.6.25
text by 関山雄太
SSION 『FOOL'S GOLD』

キャッチーなメロディーセンスもPOPアレンジも最高のアルバム。ディスコポップがあったり、ファンクもあったり、パンク・ニューウェイブもあったり、ダブもあったり、(バラードはなかったり)、いろんな要素がセンス良くPOPに完成されている。こういうアルバムは国内盤も出たりして、もっとメジャーであってほしい。

このジャケからではどんな音なのか全く想像ができないと思うけど、MySpaceのブログの写真とかYoutubeを見るとなんとなくこのジャケの意味が分かるような気がします。

さらにTilly and the Wall "Beat Control"のMVもSSIONが手がけています。SSIONセンスさくれつ! POP!

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Pony Up! "The Truth About Cats And Dogs (Is That They Die)"

カナダの女子4人組バンド、Pony Up!。7inchにもなっている"The Truth About Cats And Dogs (Is That They Die)"は、エモいギターポップとガーリーなギターロックの狭間を、適度な重量感でふわふわと漂う感じが、すごーくキュンとくる。MVもYouTubeにあったのだけど、ちょっと暗いMVなので、レコーディング?みたいな素敵な映像を貼っておきます。かわいい!

2006年5月にリリースしたアルバム『Make Love To The Judges With Your Eyes』は、この曲の他にも同じ路線の曲がちらほら入ってる。しかし、暗めで単調な曲も入ってるから、曇りや雨の夜、落ち込んでるときに聴けない。晴れてさわやかな朝、落ち着きたいときに聴きたくなるアルバム。2005年1月にも、ミニアルバム『Pony Up』をリリースしてる。

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2008.6. 5
text by 坂本真理
pacific! "Hot Lips"

「この音楽を買ってくれて、またアーティスト・ミュージシャン・作曲家・これを制作し実現させたその他の人々をサポートしてくれて、ありがとう。どうかこの録音物とアートワークは著作権があることを覚えててください。お願いだからネットに上げたりコピーしたりしないで! そんなことしたらこの音楽を制作したアーティストの心は傷つきます。」

pacific!の1stアルバム"Reveries"を開けたら、リアジャケットのところに英文が書いてあったので翻訳してみました(たぶんかなり噛み砕いてるしちゃんと合ってるかわからないけど)。この言葉は小さい英文で載ってたので、もしかしたら国内盤で言う著作権保護の注釈のようなもの、はたまた「ディスクが汚れたときはメガネふきのような柔らかい布でふいてください」ぐらいの扱いなのかもしれないけど、真っ白なリアジャケットに綺麗なラインで描かれたアーティストイラストと共に、さりげなくデザインされていて、なんだかとてもグッときました。自分がお金を払って音源を買うことが、ミュージシャンが音楽制作を支えているということを実感して、すごく幸せだなぁと改めて思いました。

またお金を払うということは、メディアディスクやパッケージにまで愛着を持つこと(=物を大切にすること)と密接に関係している気もする。そして物として所有するということは、幻想を抱いたり物質以外の物を信じたりすることに繋がる気もする。まぁ、人それぞれでしょうかね。。

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2008.6. 4
text by 坂本真理
Envelopes "Freejazz"

スウェーデンの男子4人とフランスの女子1人のバンド、エンヴェロープス。アルバム『Here Comes The Wind』は、全曲シングル曲とまではいかないけど相当ポップで、けどしっかり正統派変態感とかわいらしさがあって、3年後も聴いていたい。このバンドはなんと言っても女子のルックスがかわいいこと。思うのは、女子がおしゃれでかわいければキャッチーで聴きやすい音楽に聴こえるから、人気が出やすい気がする。逆に男子の場合かっこいいだけじゃだめ。むしろ「こんなに気持ち悪い人なのに音はかっこいい! 最高!」とか、「このバンドかっこいいなー、ほらヴォーカルもかっこよかった!」と思って冷静に見たら気持ち悪かったとか(ヒドイ)けっこうある気がする。もちろん女子は声質がかわいいからってこともあるし、ルックスがかわいいだけじゃ絶対ダメだけど、大事な要素だと思います。どーでしょうか。

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