夏フェス行ったつもり貯金でレコード
今年2月に1stアルバム『Hold Down Now, Youngster...』をリリースして話題だったイギリス／カーディフの男女7人組。なんと8ヶ月という短いスパンにもかかわらず、早くも2ndアルバムがリリースされました。
今回も変わらずギター、バイオリン、グロッケン、シンセが絡み合う、ポップでカラフルでガチャガチャしながらも疾走感のある曲が揃ってます。まるで1stのときからできていた曲なんじゃないかと疑ってしまうぐらい、テンションもクオリティもそのままで、思わず踊り出したくなる楽しげな感じもそのまま。こんなにハイペースなリリースにも関わらず期待を裏切りません。
新曲PVが無いので、なぜかアルバム未収録のままの3rdシングル "The International Tweexcore Underground" のPVを掲載しておきます。ライブでは演奏する曲なんですけどね。
Los Campesinos! - Official Website
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フランス出身、BENJAMIN DIAMONDのバンドでギターとドラムを担当している2人からなるユニットの1stアルバム。とりあえずBENJAMIN DIAMONDというよりTAHITI80寄りっていうか、もっとカラフルでポップな感じ。打ち込みもちょこちょこ使ってはいるけど、基本はギターポップかな。アルバムを通してメロディがキャッチーで、ちょっと甘いヴォーカルがさらっと耳に入ってきます。シングル "Oh Yeah!" は切ないメロディも好きだけどドラムがいい。なぜか日本のVJユニット、STEREO TENNISに楽曲提供もしてるんだとか。テニス繋がり！？ PVではテニスルックで演奏してます。
アルバム『Oracular Spectacular』収録曲の中でも特に好きな曲で、ようやくシングルカットされました。しかも、なんとSOULWAX REMIXを収録しています。オリジナルの良さを殺すことなくエレクトロ度が増して、BPMも128ぐらいになっているからしっかりフロア向けになってます。リミックスといったらもっと大胆に手を加えてしまいそうなところを、ちょうどいい具合に抑えてる感じが絶妙です。MGMTのリミックスはわりと出回っていて、"KIDS" もすでに何組かがリミックスしていますが、このSOULWAX REMIXは特にバランスがいい気がします。
ギターポップの聖地、スコットランドはグラスゴーからまた新たなバンドが誕生。そのデビュー・アルバムはどこを切っても瑞々しいメロディとハーモニー。
"NEVER GET SICK OF THE SEA" のような弾けるギターポップから、"WENDY" のような壮大なストリングスアレンジでの合唱系王道ポップまで、全編通してシーンに左右されない普遍的な楽曲が揃っています。
シングルカットされた"WENDY"のカップリングにはFratellis、Vaselines、Camera Obscuraといったなかなか珍しいバンドのリミックスが収録されているので面白いです。
PVはレーベルの意向により埋め込み不可となっているのでこちらのリンクからどうぞ。
YouTube - NEVER GET SICK OF THE SEA
YouTube - WENDY
フランスはパリの新人バンドのデビュー曲。シンプルな楽曲とアレンジの中にもややニューレイヴっぽさが垣間見えて、踊れる曲に仕上がってる気がします。サビのバッキングがあの名曲っぽかったりするのは、彼らのフェイバリットであるDAFT PUNKからインスパイアされたのか。同時発売でリミックスシングルも出てましたが、そっちはDonovan、Mowgliのミックスを収録しててエレクトロな感じです。
限定200枚ということもあり、日本ではあまり流通してなかったようです。なので情報もほとんど無いけどフランスというだけで今後に期待せずにいられないです。あくまで主観的。(そうやって期待だけで終わったバンドも数多いけど。特にフランスのガレージバンド。)
